2022.10.20
九州地域において、各県地域のこども食堂の活動を支える中間支援組織と連携しながら、こども食堂の運営ノウハウや支援物資の共有の取組みを、広域的に行っています。 この事業は、独立行政法人福祉医療機構(WAM)の「こどもの未来応援基金」令和5年度未来応援ネットワーク事業の助成を受けて実施しています。
【事業名】こども食堂運営ノウハウ共有会及び物資共有会の実施
【事業概要】
1.事業の目的・必要性
物価高騰等の影響により、こども食堂利用者数は昨年比20%程度増加しており、こども食堂の社会的ニーズが高まっています。このような中、九州では大手企業が多い福岡県に支援物資が集中する傾向にあります。そこでその平準化を図るため、当法人の運営ノウハウと支援物資供給の仕組みを九州の中間支援組織と共有し、不足する物資を九州各地に供給していきます。
2.事業の内容
(1)こども食堂運営ノウハウ共有会の開催
・当法人の活動の視察や企業との勉強会を開催し、広域での物資供給システムの構築を検討します。
・開催場所、時期は福岡県、長崎県、大分県、鹿児島県などの各県においてそれぞれ開催します。
(2)こども食堂物資共有会の開催
・企業(物資供給・物流支援など)と連携して福岡県の当法人の拠点から長崎県、大分県、鹿児島県などのこども食堂等の中間支援組織に支援物資を配送します。
・本取組みを、実験的に1年を通して実施します。